12月12日

二学期最後の行事「クリスマス会」も終わり二学期も残りわずかとなりました。

 クリスマス会での子どもたちの成長は目を見張るものがありました。残念ながら当日病気でやむなく欠席された方もありましたが、それまでの楽しんだ、ごっこ遊び(B,C,D組)や様々な役柄の体験(A組)は見ていても大変楽しそうで、子どもたちが喜んで活動しているのがよくわかりました。どの役を誰でも何度でも出来るのです。子どもたちにとってこんな楽しい事は無いと思います。

 子どもは五感を通しての体験や経験を心と体で吸収します。ごっこ遊びや、役柄の体験を繰り返し行うことでその役に入っていきます。

それぞれの学年で特に印象的だったことをご紹介します。

C,D組の「みんなのスープ」では、本当にコップにスープが入っているように、子どもたちが、ゆっくり、ゆっくりコップを運ぶところです。また、練習の時も最後にみんなで一緒に飲むところまでしないと、子どもの気持ちが治まらないのです。(職員からの情報によるとある子どもは、このスープは塩味だと言っていたそうです。)

B組の「ぽんたのじどうはんばいき」では、動物の好みだけでなく、冠やネックレス、お薬やお友だちなど、欲しいものによって役を選ぶ子どもや、○○を上げたいという役割に興味を持った子もいて、一人一人の興味点の違いに面白さを感じました。

また、C,D組と同様、台本を覚えるのではなく、ごっこ遊びの中で子どもたちから出てきた言葉や印象に残る動作などを組み入れて劇が出来ているので、ストーリーがとてもスムーズに流れて良くわかって頂けたのではないかと思います。

A組の聖劇「イエズスさまのご誕生」では、子どもたちが、繰り返しの中でお話の内容やそれぞれの役の大切さ、深さまで感じてくれたことです。そして自分で自分の役の持ち物を準備し、自分で考えてスタンバイするなど、大人の指示なしに自分で考えて動けるようになりました。

さて、クリスマス会でもお話させて頂きましたが、ある一人のA組さんが、私に言いました。「園長先生、赤ちゃんって、はじめはみんな天国にいるんだよね?(誰かに聞いたのでし

ょうか?それとも自分で考えたのでしょうか?)「そうよ。みんなはじめは神様の所にいて、

〇〇さんのお家に〇〇ちゃん生まれて下さいねって、みんなのお家に贈って下さったの。」と返事しました。

救い主は、神の御子と呼ばれ、弱さを持った人間を救うために遣わされた神さまからの特別なプレゼントでした。

子どもたち一人一人もそれぞれのお家に贈られた、大切な神様からのプレゼントであり大人である私たちもまた、神さまからのプレゼントです。

神さまからの贈り物である私たちが、互いに相手を大切に思い、親切にすることは何より神さまがお喜びになる事ではないかと思います。

 

がまんの献金について

「あなたの周りに、困っている人や、助けを求めている人、苦しんでいる人がいたら喜んでお手伝いしましょう。」これは新約聖書に記された神さまのメッセージの一つです。これを形にしたのが「心の花束」や「がまんの献金」です。どれだけたくさん行ったかというよりも、「どれだけ心を込めたのか」ということがプレゼントの主旨で、その意味でも子どもたちのお捧げしたプレゼントは、温かい思いやりの心がいっぱい詰まっていて救い主が喜ばれる大きなプレゼントになったことでしょう。保護者の皆様のご協力にも心より御礼を申し上げます。なお、がまんの献金は、カリタスジャパンを通じて、難民の子どもたちの医療や教育の援助、海外で食糧危機に陥っている国の子どもたちへの援助として送らせて頂きます。

救い主のご降誕(クリスマス)の喜びと平和が皆様の上にありますように。そして新しい2019年もご家族の上に神様の祝福と恵みがありますように、職員一同、心からお祈り申し上げます。                           感謝と祈りの内に

                        (マリア幼稚園 園長 森  円)